2015年11月17日
タナカ コルト パイソン R

私はコルトパイソンとはトイガンより先に実銃に会いました、少し特殊です
もちろん撃ちましたが、その美しい表面仕上げとアクションのスムースさ、
一緒に撃ったS&Wリボルバと並んでいても、明らかに色や光り方が違い、
持ったときのズッシリと重く、トリガーを引けば滑るようなアクションに感動したものです
時々、雑誌の記事などを読んで「パイソンのアクションは良くない」という表現を勘違いして、
S&Wより重いとかスムースではないと思う人がいるみたいですが、
パイソンはシリンダーがストップしたところがイマイチわからない、そこでトリガーを止め難い、
ということで、引き始めからスィ~ンと滑るようなアクションはとても気持ちの良いものです
S&Wリボルバの引き始めが重く最後のほうが軽いので扱い易い、
というのと比べて良い悪いと表現していると思うのですが、
(実際に私程度でもS&Wリボルバのほうが狙って当たるw)
機会があれば実銃のパイソンのスムースなアクションをぜひ味わってください
357マグナムは手が痛くなりますケドねw
タナカのペガサスガスガンはシリンダーをスイングアウトしての装填や排莢が楽しめませんし、
前から見れば22口径みたいなシリンダーの穴など、ツライところもありますが、
それを補っても有り余るアクションのスムースさや手にした時のバランス、剛性感、
ガスタンクが故の金属製のシリンダーの重さや机などに置いた時の音や感触、
他のパイソントイガンでは味わえない「実銃感」を持っているのではないかと思います


今回、リニューアルされ、Rモデルとなり、
長年の残念ポイントであったバレル刻印がリアル化されました
タナカワークスは他のどのメイカー製トイガンパイソンよりアクションが良く
(実銃の雰囲気があるという意味で)
しかしながら、その為にデリケートなところもあり、
実銃のように鋼鉄製の部品であれば問題とならないところが、
亜鉛ダイキャストや樹脂製というトイガンならではの部品が、
微妙な寸法差や磨耗などにより、バランスが狂い、
ボルトとトリガーやリバウンドレバーが引っかかったり、
そしてトリガーを引く人間の指の力に負けて部品が破損したりします
私自身、過去にタナカパイソンの中古品を何個か買いましたが、
その中の2個体は、前のオーナーは気付いていませんでしたが、
インナーシャーシのトリガーピンが折れていました
(その度に面倒臭い現金書留でインナーシャーシを部品購入しました・・・)
引っかかっているのにムリに力を入れトリガーを引くと、過去のタナカパイソンは、
インナーシャーシ一体成形のトリガーピンに力がかかり折れてしまうのです
タナカのすごいところは、そうなっても(トリガーピンが折れても)部品精度が良いので、
その場所にトリガー自体は保持され、ガタは出るもののダブルアクションやシングルアクションが、
ある程度可能になってしまうということがあり(サイドプレートを外さなければ気付かれない)
「ダブルアクションで引っかかってシリンダーが回転しない」
「トリガーがグラつく」という程度の感覚で部品の破損に気づかないみたいです
タナカのS&Wリボルバはインナーシャーシとトリガーピンは別で、
鉄製のピンになっているんですよねぇ~・・・
今回のリニューアルでは、Ver.2の時にはされなかった、
その内部のウイークポイント!?もリニューアルもされるとのことで、
リボルバのトイガンは既に飽きて興味も無くなり全て売ってしまった私ですが、
最近ムレー(ミュール)のブルドッグを触る機会があったりして、
「リボルバってヤッパなんかイイなぁ~」とか思ったりも重なり
このパイソンが気になって頭から離れず、結局「また」買っちゃいました
過去の恨み節やら愚痴タレはこれくらいにして見てみましょう

コレでなくては!! 何年も待たされましたが、タナカさんがヤッてくれました

こちら側は以前からの打刻!?なので、コルト刻印のレーザー刻印と違和感があったりして・・・

サイドプレートも金属製になり、ディテクティヴと同じ仕様にやっとなりましたね
(そうなると、内部の磨耗によるストレスも同じようにボルトに集中する可能性が・・・
内部のパーツを全て鉄製とかKSCみたいな焼結金属にしてくれたらなぁ~・・・)

トリガーピンが鉄製の別パーツになりました、ココがキモですね、
正直なところ過去の製品とアクションは違う(よりスムースになったのか?)
とは感じられませんが、耐久性は格段に向上したはずで、アクション派も大満足!
というところでしょうか、作動させてこそのRモデルです
鑑賞派の人は指紋がつけばフキフキ、ホルスターに入れるなんて卒倒モノ、
ツバ飛んだら大変だからと口にハンカチ当てて白手袋でーとか、
そういう人たちはトリガーも引かないでしょうから、
今回のRモデルの発売なんて気にもしてないと思いますけど、
ぜひカシャカシャと、このRモデルのコルトパイソンアクションを楽しんで欲しいです





そう言う私自身もほぼ鑑賞派でグリップマニアでしたので、上で書いた人達と同じ人種ですw
過去にリボルバに実物グリップやら取り付けて眺めて、
妄想はしてもアクションは楽しみませんでした、仕舞う時はキレイにフキフキしてました
だって、トリガーやハンマー、シリンダーにキズついちゃうし・・・
今回のRモデルでは、そういうのを気にせずバシバシと遊んでみたいと思います
マットブラックで実銃とはかけ離れた普通の普通のBB弾を撃つトイガンとして、
ある意味で吹っ切れる良いモデルではないかと思います
眺めてモンモンとしていた欲求不満を解消できるのですよ!
・・・しかしなぁ・・・実物グリップやホルスターのヒトツくらいは残しておくべきでした・・・
後悔先に立たず
パイソンの実物グリップは「高い」んですよねぇ~~~


・・・と、思っていたら比較的手ごろな価格のグリップががががが・・・あああああ・・・
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このパイソンは私の友人も欲しがっていました!
私はオート全盛期からこの趣味に入ったので、リボルバーに対して全く無知なのですが、パイソン4インチとキングコブラの4インチとM36は好きです!
予算不足と購入しても、私では持余すと思い我が家には1つもリボルバーは有りませんが、貧乏とサヨナラできたら私もタナカのセンチネルが欲しいです。
以前ハワイだかグアムだかでS&WのM500を撃たせて貰った事があります。 感想は「二度と御免だゼ!」でした・・・
500マグナム!私にはコワくてとても撃てないですw
357マグナムでも掌が痛くて撃つの嫌でしたし、
チーフなんて38spですが5発で撃つのイヤになっちゃいました・・・
間髪いれずにバシッと叩かれるキックって痛いですよね、
ショートリコイルするオートはワンクッションあって気持ちよいのですが、
リボルバは私は全般的に実弾射撃好きじゃないです
パックマイヤーのようなラバグリも最初のうちは「痛くないし撃ち易い」
とか思うんですけど数撃ってると今度は掌が掻き毟られるようなヒリヒリがクルんですよねw
もう全く根性ナシ虚弱体質なもので、1911で45ACPばかり撃っていました、
痛くないし気持ちイイんですよね、最高でした
タナカのRタイプパイソンは気兼ねなくガチャガチャ、ポンポン撃てるので、
とても楽しいです、ポリマーフレームオートのガスブロと同じベクトルで楽しめますよ、オススメです
そしてグリップも・・・ですね分かりますww
ショップ説明で
『実銃同様のトリガー連結方式を採用し、結合外れのないトリガーはスムーズな動作を実現。』
って書かれてますが、それがトリガーピンの鉄ピン化なのでしょうか?
リバウンドレバーとボルトの関係辺りは特に変更無しですかね~?
外箱も雰囲気ムンムンで、良い感じ!!
今までは鑑賞派でキズとかシミとか作動痕とか、気にしすぎでした
(いい意味で後押しされちゃいましたよ、あはははっ)
欲求不満が溜まってましたね、こう気楽にカシャカシャ遊べると楽しいです
次で内部も見せますけど、相当キアイ入ってますよ、
タナカは本気ですよ、ビックリしましたw
パッケージデザインは想像はしていましたが、
実際に見るとやはり感動しちゃいましたよ、一緒に飾れる存在感です
最近私も同じ事考えてます!
丁寧に大事に扱う気持ちの中に何か納得出来ないものがあったのだと思います
好きになりすぎて拘りすぎて大事にしすぎて、
気付けば自分自身がそれにストレスを感じていた・・・いろいろ同じですよね
再燃したトイガン趣味の中で何処か行き過ぎたんでしょうね、
もちろん外的要因に引っぱられて、ということも少しはあると思いますが、
仕事じゃあるまいしガマンしていることに気付けば投げれるのが趣味ですしねw
SONNY様も私と同じような気持ちがあったのかもしれませんね