2018年02月06日
S&W M66 コンバットストック
S&Wコンバットストック
現在では木製のグリップは少数派になりました
本来、武器である銃器に美しさは無縁のようでもありますが、
道具というだけではない存在感を求めることもあるはずです
S&W社純正の南米のハードウッド(ゴンカロ・アルベス)製のカスタムグリップは美しいです
既に製造されなくなって長い年月がたち非常に見つけにくく、
今回のものも競り合いって想像以上の高額な買い物になりました、あはははっ
S&W純正のコンバットストックは製造された年(ロット!?)で、
少しディティールに違いがあったり、裏側の記載もマチマチだったりします
この個体は裏側のスタンプやマジックの記入もほとんど見えませんね
この個体は左右裏側の記載が残っていて、なんとか読めますね
最初のに比べるとフィンガーグルーブの彫りが少し違いますね、
この真ん中のところが少し浅いのと3本ほぼ同じようなものがあります
この個体はフィンガーグルーブが3つとも短い(小さい)もので、
私の経験上ですが、個体数が少ないという感じです
フィンガーグルーブが3つとも長く(大きい)スクリューホールにまでかかるものは、
比較的新しいもので、その後は左右を同じ形にマシン加工した表面仕上げのほぼないものが最後です
私はグリップマニアなところがあり、S&W純正ストックは売買を繰り返し、
何十個もの個体を実際に手にしていますが、それぞれが個性的で魅力的です
当時はそれほど入手難でもなかったので年に何個も買えたものですが、
今では枯渇してしまい、本国アメリカでも入手難でリプロ製品が売られるほどです
実銃を撃つ時はバックストラップまで覆ってくれるラバグリが良いんですが、
オールド(ヴィンテージ)リボルバはコレクションアイテム化しているので、
アメリカでもこうした美しい木製グリップを取り付けて秘蔵しているんでしょうね